将棋の上達方を教えて下さい。
将棋の上達方を教えて下さい。
以前は、私も弟も将棋のルールと動き方程度の知識で遊んでいる程度でしたが、
弟が今春から将棋部に入りました。
色々と習っている様で、以前の様な五分五分の試合が出来なくなりました。
このまま負け続けるのは悔しいので
弟に内緒で将棋を上達しようか考えています。
そこで質問なのですが、
将棋の初学者は、どの様に学習しているのでしょうか?
具体的な方法を教えて頂ければと思います。
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将棋部ですかw
それは厄介な敵ですね
でもまだ弟さんを抜く手はあります
まず、一つでも多くの戦法を身に着けてください
戦法の種類特徴はパソコンでいくらでも出てきます
でも、覚えた戦法をすぐに弟さんに使ってはいけません
将棋が強い人が近くにいればその人と覚えた戦法を駆使しながら戦ってください
初心者が適当に陣形を組むと
組んでる間に陣形に穴が開いてしまい
そこから攻められてしまいます
なのでうまい人に組み方のアドバイスをもらいながらやるといいと思います
特に試合をしながら自分の一手に注意をしてもらうと身に付きやすいです
もしそういう人がいなければ
将棋ソフトとの対局でもいいです
将棋ソフトのほうが穴を探して攻めるのが得意なので
勝負の後、ソフトに勝負の様子を再生してもらいながら
どうすれば敵の攻撃を回避できたか探ってみましょう
陣形を組んで戦う上で大事なのは
組んだ陣形を使いこなすことです
たぶん覚えたばっかの陣で戦うとかえって弱くなると思います
ちなみにぼくは人間とはほとんどやらず
機械と将棋をやってオンラインで負けなしの状態です
陣形を組んでもやすやすと崩されたら終わりです
また攻める時も敵の攻撃をよけられる
あるいは返り討ちにされては
陣形がどうとか以前に負けは見えてます
これは機械でもと人間でもとでも
ひたすら将棋をやってください
その中でやっちゃいけないパターンを覚えていくことが
大切です
たとえば「敵の持ち駒が香車で飛車の前に角を置く」
角の前に香車を置かれたらどっちかとられてしまいますよね?
将棋にはこういうやっちゃいけないことがいくらかあります
試合の中でそれらを覚えて聞くことが大事です
これは攻める時も同様で
「香車を持ち駒に加えれば飛車か角が取れる、じゃあどうやって香車を手に入れるか…・」
など。
また攻める前に自分の陣形や相手の陣形をよく観察してください
自分の陣形に攻められたら危ない部分があるはずです
相手の陣形にも同様に攻めやすい部分があります
それを見極めることを試合の中でやってください
そして敵の陣形の弱いところをどうやって攻めるか考えてください
もちろん敵もこちらの陣形の弱いところを攻めてくるはずです
敵の攻撃を弾き返すにはどうすればいいか、自分の攻撃を成功させるためにはどこを攻めればいいか
これらを考える力が増せばそれだけ勝負を有利に進められます
また、攻め守りにおいて駒の損得が大きくかかわってきます
たとえば飛車は縦横を自由に飛び回れる便利な駒ですし、
飛車の位置が勝負を左右することさえあります。
しかし、場合によって駒の価値は大きく変化し、飛車=使えない という場面も機械などと対戦する中で出てくると思います
その場面で一番敵の陣形を崩すのに向いた駒をとる、あるいは交換で持ち駒に加える。
こうしていらない駒を犠牲にほしい駒を持ち駒にして攻めることが重要です
将棋は王を先につかまえたほうが勝ちです
つまりより早く(一手でも早く)王を捕まえる必要があります
そのためには詰み将棋の勉強をしなくてはなりません
詰み将棋とは、王が確実に詰んでしまう状態のこと、
およびそれを詰ませることです。
その辺の本屋さんに行きましょう。図書館でもいいです
詰み将棋の本を入手してください
最初は一手から三手ぐらいで詰むものを、
すらすらとけるようになったらもっと難しい4手5手にも挑戦してください
これにより終盤での将棋力は格段に上がります
でもやっぱり今日、今すぐにでも弟さんに勝ちたいですよね?
だったら一番の手は急戦を相手に強いることです
今あなたと弟には力の差があります
だったら弟の力を半減させればいいのです。
将棋で習った技を使えなくさせればいいのです
だから敵が陣形を組む前に攻めるのです。いつも戦ってるように攻めるのです
そうすれば弟が将棋部で習った自慢の囲いも組む時間もなく
攻撃に耐えないといけなくなるでしょう?
あと、よく考えもしないで駒の交換をしないことです
敵のほうが持ち駒を使う力は上なので
持ち駒を持たせたら力の差はさらに大きくなってしまいます
将棋部員とはいえ一か月ではたかが知れてます
ですが、弟さんはこれからどんどん強くなるでしょう
それに対抗するためにはやはり時間をかけて
上の練習法をこなすしかないのです
最初は負け続きだと思います。
でもあなたのように負け続きだから頑張らなきゃと、
知恵袋に書き込むぐらいのやる気があれば
きっと勝てるようになる日が来るでしょう
応援してます。頑張ってください。
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ちょっとズルいかもしれませんが、「相手が知らない戦法を使う」というのが手っ取り早いですかね。
将棋を本格的に勉強し始めた人というのは、まず最初に定跡というものの存在を知るでしょう。そして、それを覚えていきます。
ですが定跡というのは、「自分がこう指すと、当然相手はこう指すから、それに対して自分は次にこう指す」というような書かれ方をしています。その「当然相手はこう指すから」という前提を崩してしまえばいいのです!
全く知らない手を指されると、定跡の勉強だけをしている人は混乱して一気に崩れてしまうことがよくあります。
だからといって、全く理に適っていないめちゃくちゃな手を指してもいけませんけどね。
なので、定跡から外れることを目的とした奇襲戦法や、マイナーな戦法を下にいくつか挙げてみます。
奇襲戦法。
・「早石田」。相手の飛車の斜め前の地点をこじ開けて、角で攻撃する戦法。玉を囲う間もなく乱戦になる。
・「鬼殺し」。いきなり左の桂馬を前にぴょんぴょん出していって相手の飛車や金銀をいじめる戦法。しかし、相手に正しい受け方をされると完全に破綻してしまいますので、上級者には通用しません。
・「4四歩パックマン」。後手番でのみ可能。相手にただで歩を取らせてからハメにかかる。相手がスルーすれば普通の将棋に。
・「アヒル」。他のどの戦法にも類を見ない囲い方と攻め方。金銀4枚で自陣全体をバランスよく守り、飛車と角だけで強引に攻めてしまいます。
・「ゴキゲン中飛車」。5筋に飛車を移動し、一見隙のありそうな陣形のままガシガシ攻めてしまう。今では対応の仕方もたくさん研究され、奇襲戦法とは呼ばれなくなりました。が、プロの間で大流行した強力な戦法。
・「カニカニ銀」。上と同じく5筋に飛車を移動する戦法だが、こちらはまだ奇襲戦法の域を脱しきれないか。ですが初心者相手にはやはり非常に強力。
相手が何をしようと何が何でも矢倉囲いを使おうとしてくるのも、勉強し始めの人には非常の多いです。
そんな矢倉囲いを攻め立てるための戦法をいくつか。
・「右四間飛車」。主にこちらが後手番の時に使います。正しい受け方を知らないと、あっという間に矢倉囲いは崩れていきます。
・「矢倉中飛車」。同じく、後手番で使います。相手がどのような手順で矢倉囲いを作っても、この二つの内のどちらかは使うことが出来ます。
・「矢倉崩し」。そのものズバリな作戦名です。矢倉囲いというものは、この矢倉崩しをされないように、細心の注意を払った順序で組まなければいけないのですが、初心者はそれを知らずに矢倉囲いを作ろうとしてしまうことがよくあります。
・「棒銀」。飛車の前に銀を進出させて攻める戦法。相手が何も考えずに矢倉囲いを組んでしまうと、その矢倉をすり抜けるかのようにあっという間に玉を直接いじめることができます。また、それ以外にも複数の攻め方の分岐があります。
この他に、奇襲戦法ではないが、マイナーで、知らない人は苦労する戦法なんかもあります。
・「角交換振り飛車」。通常振り飛車戦法とは、角交換を避けて行う戦法なのですが、敢えて角交換をしたうえでの振り飛車も実はあります。
・「相振り飛車」。先手と後手が共に振り飛車を用いること。戦法というより、戦型ですね。振り飛車党を名乗っていても、初心者だと相振り飛車の正しい指し方は知らなかったりします。
・「右玉」。通常自陣の飛車と玉はそれぞれ反対側に移動させるのですが、敢えて飛車と玉を共に自陣の右側に持ってきている戦法。居飛車のようで、振り飛車。振り飛車のようで、居飛車。防御力に優れています。
・「雁木」。一般的な居飛車に近いですが、矢倉囲いとはちょっと違う囲い。知らない人は攻め方に悩むでしょう。
このほかにも、相手がよく使ってくる戦法・囲いや、逆に全く知らないであろう戦法・囲いがあれば、その相手に合わせてこちらの戦法を選ぶといいでしょう。
たとえば、居飛車党でも、矢倉は知っていても横歩取りの勉強はまだだという人、角換わりの勉強はまだだという人、対振り飛車の勉強はまだだという人、たくさんいます。
何が何でも穴熊にしようとする人、何が何でも中飛車にしようとする人、たくさんいます。
将棋を勉強したての人というのは、多くの場合一つの戦法を集中的に勉強します。その勉強の範疇の外から攻めてしまえば、きっと有利になるはずです。
幸い今はインターネットで簡単に色々なことを調べられるので、今ここに挙げた戦法なんかを調べてみてください。
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有名な格言に、敵を知り己を知らば百戦危うからず、というのがあります。まずは自分の棋力とか棋風とかに合った方法が必要です。おそらく実戦不足だと思いますので、実戦を積み重ねて、敗因を見つめれば、敗因は定跡音痴なのか、うっかり負けなのか、攻めすぎなのか、受けすぎなのか、とかが判明します。また手筋知らずがゆえに、どう指してよいかが分からない、詰みが分からないから詰めろも分からない、詰めろが分からないから寄せも分からない、といこともあります。さまざまな敗因を見つめることで、自分になにが不足しているのかが分かると思います。また書籍で勉強することはいいことですが、読み方が重要です。序盤の定跡で、初心者には再現性のない数十手先の局面を勉強してもムダです。自分が指さない戦法とか、自分なら指さない手順とかは、鉛筆で大きく×印をつけて、飛ばすことです。一冊の本の中で自分の役に立つ部分が1割でもあればその本の価値は十分にあります、というスタンスで取り組めば如何がでしょうか。最後に寄せの手筋200なんかは、すごくいい本です。初心者には少し難しいかもしれませんが、繰り返し読む価値が十分にあります。
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最初のうちは、憶えると言うことがかなり肝要です。
「将棋は考えるゲーム」」というのは3割くらい間違っていて、知っていれば済んだ、と言うことの方が多かったりするものです。
友だちや図書館から本を借りたりネットなどのツールを駆使したり(ときにはお金もかけて)、たくさん知識を吸収しましょう。
ネットで「将棋の基本」とでも打てば、それなりのものが出るはずです。
まずは手筋や格言、1手詰めから行きましょう。
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