将棋のルールについて 昔、父と将棋をしていて私が父に歩で王手をしたら、それは...

将棋のルールについて



昔、父と将棋をしていて私が父に歩で王手をしたら、それはダメだ・成金にならなきゃ歩で王手は出来ないと言われました。




公式のルールでは、どうなのですか？

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お父さんの勘違いだと思います。



将棋の反則の一つに「打ち歩詰め」というのがあって、文字通り「歩を打って王を詰める」ことはできないのですが、完全に詰みでなければ歩で王手をかけることは何の問題もありません。

ちなみに反則になるのは駒台にある歩を打って詰める場合だけで、盤上にある歩を一つ進めて詰めるのは「突き歩詰め」といって、「打ち歩」とは区別して考えます。これも反則ではありません。

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王手には、その手で相手玉が詰む場合とそうでない場合の２種類が有ります。また歩の王手にも持ち歩を打つ場合と盤上の駒を進めてその駒で王手になる場合があります。この組み合わせは以下の４通りとなります。



１．打ち歩で詰む場合

２．打ち歩で詰まない場合

３．突き歩で詰む場合

４．突き歩で詰まない場合



ここで禁止されているのは「打ち歩詰め」といって１．の場合だけです。他の２．３．４．の場合はルール上問題はありません。

このように「成金にならなきゃ歩で王手は出来ない」というわけではありません。お父上様はおそらくルールを誤解されています。