将棋で香をひくとはどういう意味ですか?
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通常、将棋は両者とも同じ駒、同じ駒数で対局しますが、
駒落ちというルールもあります。
駒落ちとは、一方がハンデとして駒の数を減らして(落として)指すことです。
裸玉(玉以外全て落とす)から香落ち(角側の香車を落とす)
まで駒落ちの種類はあります。
ですが、プロ間などで駒を落とすとき、礼儀正しく「駒を落とす」
ではなく「駒をひく」という表現を用います。
日本語の敬語・タメ語のようなものです。
従って、「香をひく」とは「一方が香車なしで対局する」という意味です。
ちなみに香車は右隅、左隅にありますが
現代では左側(角側)の香車を落とす左香落ちしか指されません。
昔は右香落ちもありましたが、左の香車を落とした方が
ハンデとして適切だ、という考えからそうなりました。
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香車落ちの意味です。
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ハンデとして香車なしで勝負することです。
他にも飛車角落ちなどハンデの付け方として存在しますが、昔の名人戦七番勝負において初戦から三連勝した場合は次の対局では香車なしで戦うというルールがあったと記憶しています。
挑戦者側で三連勝し、名人に対して香車を引いてなお勝利した方もいたと思います。
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「 香を引く 」 とは
将棋の対局で、駒落ち戦で駒 ( 香車 ) を落して戦うこと。
[ 駒落ち戦 ]
強い方が、あらかじめ盤上から駒を取り除いて弱い相手と戦う将棋のことをいいます。
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