なぜ囲碁や将棋は日本全国どこでも同じルールなのに、麻雀はローカルル-ル等があるのでしょうか。
ここらへんが、麻雀が、囲碁・将棋と比べて不健康なイメージを持たれる原因なのでしょうか。
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中国からいろいろな国へ伝わる過程で、変化したり、新しい役ができたりして、
それぞれの国のルールができ、それが混ざったりした結果ではないでしょうか?
ドラなどはアメリカでできたルールと言われてますし、
中国麻雀と日本の麻雀では随分ルールが違います。
点数の計算方法から違うのですから、役も全くと言っていいほど違います。
まず日本のルール(一般的な雀荘のようなルール)があって、
中国麻雀や他の国の麻雀の役やルールを見て面白そうなのを取り入れたり、
「東北新幹線」や「百万石」のようなダジャレ的なルールを勝手に作ったのが
だんだんと広まっていったのではないかと思います。
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将棋にもローカルルール等はありますよ。
安南将棋や八方桂といったルールや、スイ象などの駒を追加した将棋(中将棋、大将棋など)。
その他にも様々なルールの将棋があります。
ただし最近は、それらが指されることはほとんどありません。
それはなぜか?
おそらくは、「プロ」が存在しているからだと思われます。
将棋は、絶対的強者である「プロ」が1種類のルールを使って指しています。
アマチュアも同じルールで指したいと思うのは当たり前なことではないでしょうか。
そして、この状態が続いて、自然と皆同じルールで指すことになったのだと思います。
それに、もし、プロと違うルールで強い棋士と、プロと同じルールで強い棋士がいたとします。
どちらの棋士が皆に褒められたり、うらやましがられたり、尊敬されたりするでしょうか?
そうです。勝負である以上、皆に強さを誇りたい。いや!強さを認めさせるのが勝負。
ならば、プロと同じルールで腕を磨かなくてどうする!
ってことになりますよね。(言いすぎかな?)
「プロ級に強い」などという言葉もあることですし。
顧みて、麻雀はどうか?
絶対的強者である「プロ」が存在しません。
だから、絶対的なルールも・・・。
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ローカルルールの中には邪道でゲームそのものを陳腐なものに貶めてしまっているものもあるでしょう。
しかし、缶蹴りだってドッヂボールだってサッカーだって、ゲームそのものを良くしようとしてルール変更してきています。
サッカーなんてつい最近まで予備ボールはよほどのことがなければ出てこなかったし、キーパーはボールを取ったら3歩までしか動けなかったり、延長はサドンレスだったり。
言い方を換えれば、囲碁将棋はもう確立されて進化しないものなのでは。
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