2012年3月12日月曜日

この詰み将棋の疑問について・・・

この詰み将棋の疑問について・・・

▲22飛車 △同玉 ▲43桂馬 △23玉 ▲12角 △同玉 ▲22金までの7手詰みです。

この詰み将棋なんですが、▲23飛車からでも、△32玉 ▲22飛車成り △同玉 以下は同じ手順で詰みます。



そこで質問です。この詰み将棋は初手23飛車からでも正解となりますか?



自分としては、攻め方は最短手順で攻めないといけないため、初手23飛車は不正解になると思っていました。

しかし、この詰み将棋の場合、初手23飛車からでも問題ないという意見が多く聞かれました。

23飛車を問題ないとする理由は全くわかりませんが、かなりの棋力をもった人たちが問題ないと言っていたため、疑問に思いました。



詰み将棋について詳しい方、回答お待ちしています。


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▲2三飛だと残念ながら不正解です。



詰め将棋のルールとして、「攻め方は迂回手順を避け、最短で詰める」というルールがあります。





▲2二飛▽同玉▲3四桂▽2三玉▲1二角▽同玉▲2二金 と7手で詰ませられるところを



▲2三飛▽3二王▲2二飛成▽同玉▲3四桂▽2三玉▲1二角▽同玉▲2二金と9手で詰ますのは、これは迂回手順になりますので不正解です。



おそらく、質問者さんがいう方々がそれでも問題ないと言ったのは、単に迂回手順になっているだけであって、具体的にどう指せば敵玉を詰ませるかをしっかり把握してる点から、問題ない と言われたのだと思います(最も、これは僕の勝手な想像ですが)



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これは詰将棋ではないでしょう?実戦の終盤ではないですか、詰将棋は意味の無い駒は絶対に盤上に置きません、王方5一香・5三歩・3六歩などがそうです、『詰み将棋』とは何の事でしょうか何十年も将棋を指していて初めて聞く言葉です、まぁ詰将棋(ツメショウギ)と理解しておきます、2二飛車以下7手詰も2三飛車以下9手詰もどちらも正解です、2三飛車以下は『余詰』です、余詰の有る詰将棋は不完全作になります、2三飛車以下が詰まなければ完全作になります。


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詰将棋のルールは明確に割り切れているものがほとんどですが、なかにはマニアのあいだでも意見がわかれて結論が出ないもの、あるいは一般向けにわかりやすく説明したために言葉足らずで、じっくり考えるとおかしいなんてものもあります。詰方最短もこの最後の例でして、たとえば作者は7手詰のつもりだったけど5手と9手でも詰む不完全作だったなんて場合、当然ながら5手解以外でも正解です。



この作品についていうと、7手という短手数なのに初手から迂回手順が成立するというのはかなり大きなキズでして、余詰と判断するひとがいたとしても不思議ではないレベルです。初心者向けの啓蒙作品としてはいかがなものかと思いますし、もし懸賞問題として出題されたとしたら、初手▲2三飛が迂回手順だとしても作品側の責任を重視して9手解も正解にするべきです。



なお同じ迂回手順といっても、無限ループを無意味に繰り返すのは作品側の責任とはいえず、当然ながら不正解です。



あ、それから、詰み将棋ではなくて詰め将棋ね。個人的には詰将棋と表記してるけど、そのへんはお好みで。


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前の回答者さんの言うとおり、詰将棋は最短手数で詰まさなければいけないので、



初手2三飛だと詰ますのに9手かかってしまい、不正解です。



もちろん、実際の対局では2三飛と打って何の問題もありませんよ(^o^)丿

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