2012年3月12日月曜日

将棋は、何時代から今と同じルールの将棋ができたんですか?

将棋は、何時代から今と同じルールの将棋ができたんですか?


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完全に現行ルールと同じになったのは

1983年4月1日です。

これは千日手ルールが同一手順3回から

同一局面4回に改定されたからです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E6%97%A5%E6%89%8B

同一手順3回の場合無限に指すことができる場合があるからです

千日手になる手順中たとえば2通りの手順A,B(例えば成、不成を変えるなどで)がある場合

ABABBABAABBAABBABAABBAABABBABAABABBABAABBAABABBABAABABBA………

のように文字通り無限に指すことができます。手順の作成の仕方は



AB AB BA BA ABBA ABBA BAAB BAAB ABBABAAB ABBABAAB BAABABBA BAABABBA



の要領です。(反転した手順をくっつける)

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1017234480



さらに以前、明治大正時代は

千日手は仕掛けた方が手を変えるというこということで

打開できない場合負けになりました。

有名なのは1906/04/22の

関根金治郎-阪田三吉戦で阪田氏は

当時そのルールを知らなかったため打開して負けています。



昭和に入り

1927年の対局で、序盤の駒組みの段階で同じ手を繰り返す局面が発生し、

対局を中断して連盟に採決をゆだねることとなった。

が起こり、同一手順3回は先後逆にして指しなおしになりました。



持将棋の24点法も明治大正時代にはありませんでした。

(現在の規定だと19点くらいでも引き分けにしていた)



千日手、持将棋規定以外は

行き所のない駒の禁止

二歩の禁止

打歩詰の禁止

を二世名人二代大橋宗古

が1636年(寛永13 江戸時代)

に制定しています。

ただ、明文化されていなくとも

初代名人のころにはほぼ同じと思われ

駒の再利用がいつ始まったかは

正確な文献がないのですが

1500年代後半(安土桃山時代)

というのが一般的な意見です。



それ以前の将棋は40枚制の他に

飛車角のない36枚制や

酔象、猛豹などがある42枚制や46枚制将棋など

があったといわれていますが

駒の再利用ができないルールです。(チェスや中将棋などとおなじ)



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1250年頃と言われて居ます。



http://www.kansai-shogi.com/museum/chronology.html

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