将棋と囲碁はどちらが奥が深いですか?
将棋と囲碁はどちらが奥が深いですか?
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奥の深いの定義によりますので,比較する観点によっては“将棋のほうが奥が深い”,“囲碁のほうが奥が深い”となりますが,どちらも優れたゲームだと思いますのでどちらが上とは言えないと思います
上記で”将棋”と答えた人は将棋ファン,”囲碁”と答えた人は囲碁ファンだと思われますが,片方のみ詳しい立場での回答が多いので,それぞれのゲームの特徴を分析して考えてみました
(ちなみに私は将棋・囲碁ともアマチュア5段で,コンピューターのシステムエンジニアです。よく将棋ソフトのほうが囲碁ソフトよりも強いといわれますが,IT技術者は,将棋やチェスなどが頭脳ゲームとして最も優れているという認識があるので,将棋ソフトの実力向上に情熱を燃やしますが,囲碁は頭脳ゲームとして解析する対象になっていないだけですので,囲碁のほうが局面判断が難しいというわけでは決してありませんし,そういうレベルでは比較できないと思います)
<比較する前にゲームの性質を考慮>
1.広さと組み合わせ
片方しか強くない方が誤解しやすいと思われるのが,囲碁のほうが盤面が広いという単純な比較ですが(将棋は9×9=81だけど囲碁は19×19=361)そこに配置される駒(石)のパターンは,囲碁は白と黒の2種類,将棋は駒が歩,香,桂,銀,金,角,,飛,玉の8種類で取った駒も繰り返し使えるので,組み合わせのパターンを考えると,一概に囲碁のほうが上とはいえません(将棋には,最高1525手詰めの詰め将棋作品があるが,囲碁には普通の勝負でも詰め碁でも1000手超えは存在しない)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B3%E...
2.序盤から終盤での可能性
囲碁は初手が361通り打ち方があって2手目が360通り,3手目が359通りと序盤が一番手が広いが終盤は平均20~30通りになるというゲームですが,将棋は初手30通り,2手目も30通りで,中盤がだいたい100~150通り,終盤が一番手が広く,平均200通りですので,囲碁は序盤が複雑で終盤になるにつれて単純化していくゲームですが,将棋は終盤になるにしたがって複雑化していくゲームです,(初心者の方は序盤だけで比較したがりますが,一概に囲碁のほうが上とはいえません)
以上のことを踏まえて以下の観点で比較しました
●1局面あたりの最大可能な打ち方(指し手)
将棋-593通り(その局面を作った場合だが)
囲碁-361通り(初手)
よって,将棋のほうが奥が深い
●1勝負あたりの最大可能手数
将棋-取った駒を使えるので,無限に近い可能性がある
(例:詰め将棋で1593手詰めがある)
囲碁-361の階乗(361×360………)
(囲碁では1000手超えの勝負も詰め碁もあり得ない)
よって将棋のほうが奥が深い
●考えられる局面の最大数
(注意)左右対称を考慮しない条件で比較
囲碁-361の階乗で10の768乗
将棋-約150の階乗(平均)で112の94乗
よって囲碁のほうが奥が深い
◆参考………世界の将棋と囲碁
なお,上記は日本の将棋と囲碁に比較ですが,
世界レベルで見ると(周知のように日本の囲碁と中国の囲碁ではルールが少し異なり,日本だと白が勝ちでも中国だと黒が勝ちということが起こりえます)
中将棋(駒の数は92枚,盤のマス目は12X12)
大将棋(駒の数は130枚,盤のマス目は15X15)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B0%86%E6%A3%8B
など19×19で白黒の2種類の石の組み合わせしかない囲碁とは
比較にならない複雑さで,天文学的な数になるので,
断然将棋が奥が深いといえます
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これはまったく別の種類のゲームですので、比較すること自体が無意味だと思います。
ただ、将棋の方が急ですね。囲碁はそれと比べてゆったりしてるようです。
手数がどうのというご意見もありますが、これも意味がありません。
将棋は捕った駒を使用できるし、囲碁は抜きあとに中手を打ったり、劫というケースも頻繁
に出てきます。
どちらも数式で手数を表すのは無理でしょう。
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無限どうしの比較に意味なし!どちらも奥がどこまでか知る人はいません。
よって、引き分けでしょう。
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どちらが奥が深いか気になりますが、僕は比べるべきではないと考えます。
計算上のことを言えば、囲碁の方が手の数が多いと言われますがそれは囲碁盤の方が圧倒的に大きいからでそれに0が100コも200コもつくような数ですからどっちも多いとひとくくりにして良いのではないでしょうか。
それ以前に囲碁と将棋というのは全く違うものなので比べようがないと思います、確かに頭脳ゲームとして同じ括りで語られますが本質的に内容は全く違うものです。
どちらのゲームも楽しいし、奥が深い。ということでいいじゃないですか。
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囲碁に1票。
理由①絶対手の存在
将棋には王手という絶対手があります。(碁には絶対手はない)
王手がかかれば、相手は、着手可能点の数にかかわらず、実際は王を逃げる手か、
王手を防ぐ手(現実の局面だと多分数通り)しか着手できません。
また、将棋の初手は歩をつくか、金銀飛車のいずれかを動かす20通り程度しかありません。
上記のような事をいろいろ考え合わせると、着手可能点の掛け算で計算した結果で奥深いというのは
現実と適合してないと考えます。
理屈上の着手可能量との比較として現実の対局平均手数を見ると、
将棋の平均手数は115手なのに対して、囲碁は平均は約240手前後あります。
理由②囲碁の抽象性
囲碁は対局序盤は目的自体を自分で設定します。
最後は陣地の大きさで勝負しますが、最初から陣地、石をとろうとする手は悪手が多く、
したがって、自分で目的を設定して(あるいは相手の目的を察知し阻止する)金とか飛車とか最初から
動作や具体的機能が与えられないので、自分で石に機能を与えていくゲームなのです。
理由③局面判断の難しさ
これが碁の難しいところで同じ着手をプロが10人みてもその良否に意見がわかれ決着がつかない
ことが多々あります。
いいのか悪いのか人間が判断できないのだから、人間が作る囲碁ソフトに判断させることも当然できず、
したがって、囲碁ソフトはとても弱い。
(コミの問題1つとっても5目半か7目半か誰も本当の正解は分からない。)
エラそうに書きましたが、アマの主観ですので、ご容赦。
ところで、本因坊算砂を知っています?
彼は
・囲碁・将棋両方のプロ組織を江戸時代に確立し
・将棋初代名人大橋宗桂に平手で勝ったこともあり
・囲碁・将棋いずれの名人にもなれたが、将棋所は大橋宗桂に譲り、自分は初代碁所となった両棋道の天才・達人で一流の政治家。
※ そういえば将棋の先崎プロも彼についてエッセイを書いてましたね。
彼くらい両棋道を知り尽くした人物なら、何か分かるかもしれませんね。
http://www.ss.u-tokai.ac.jp/frame/column/furuyama/furuyama.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%B5%B7
http://www11.ocn.ne.jp/~igo-298/COMPARISON-SYOUGI.htm
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どちらも長年の歴史がありプロと言う世界が確立されている訳ですから、甲乙付けがたいと思います。
ゲーム性が全く異なるのですから、奥深さの種類が異なる、と言った方が適切かも知れません。
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一概に比較はできないですねぇ。 将棋も囲碁もプロは30手先50手先を考えるゲームですから、その点では同じようなもの。 精神状態が盤面に現れるか。 囲碁については、相手の状態がワカる時があります。 それはパソコン対局でも同じですが、ポカがあったり簡単な詰碁をミスったりで、ドジな場面を見ますね。 将棋は、その点は あるんですかねぇ。 駒の流れで大駒をとられたりして不利になることがあるから、考えられるかな。 まぁ、ワカりませんね。 ただ、素人的にはオモしろければ良いものと考えています。 私は囲碁を広めていくつもりです。
前の回答に〔コミ五目半?〕とありますが、現在は日本と韓国では六目半、中国では七目半となっております。
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先の方の回答にあるように、囲碁のほうが手の数は多いですね。
盤面の広さが違うので、当然といえるでしょう。
しかし、囲碁は「先手確実に有利」が既に明白になっているゲームで、ハンデが
つけられています。(五目半でしたでしょうか)
一方、将棋は未だに先手勝率が52~53%台であり、やや有利ではあるが
決定的ではない状況です。
ゲームとしては、ハンデがつかない将棋のほうが仕組みとしてはよくできており、
奥が深いという解釈もできるのではないでしょうか。
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囲碁の方が行なえる手の数が多いです。
(盤が広いので当然と言えば当然ですが・・・)
その観点から考えれば囲碁ですので、奥深いという物が何なのか、どう定義するかにもよりますけど、
数字として根拠を述べるとしたら囲碁です。
(追加:ただ、先に述べている人は「理論的、科学的に考える・・・」と言っていますが、自分は奥が深いの定義が何なのかよく分らないし、奥が深いという状況が科学的に定義できないと思いますので、あんなに強く囲碁の方が奥深いとは言ってませんので・・・)
(追加2:囲碁のハンデは6目半です。2年前くらいに、5目半から改訂されました。<改訂時期、ちょっと定かじゃない>)
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間違いなく確実に、囲碁です。ゲーム理論的に考えて、さすことの出来る手の数、つまり局面を全て数え上げていくと、将棋が大体の数で10の120乗という数に対して、囲碁はなんと10の220乗(これも大体の数です)という無量大数よりもはるかに大きな数になってしまいます。ですから、理論的、科学的に考えるとすると奥が深いのは囲碁なのです。
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奥の深さを複雑さで定義すると、圧倒的に将棋です。
それはコンピュータが人間のどのくらいの実力の人に勝てるかをいうことを考えてみることもひとつの傍証になると思います。
将棋は取ったこまを使うことや、成らずということもあり、可能な手に対する組み合わせ論的数が爆発的に多いのです。